回路図の新規作成

DesignSpark PCB を使用して回路図を作成してみます.File メニューから New を選択すると,下のように New Design ダイアログが出てくるので,Schematic Design を選択します.

DSPCB_newsch

下のようにグリッドが表示された回路図入力のシートが作成されますので,ここに部品シンボルを配置して回路図を描いていきます.作成した回路図の保存は,File メニューから Save as を選択,ファイル名.sch で保存します.

DSPCB_newsch2

部品シンボルの配置

回路図シート上に,まずは必要な部品を配置していきます.部品シンボルの追加は,Add メニューから Component を選択,またはデフォルトでページ左側に表示されている Add Component のアイコンをクリックします.(また,View メニュー → Interaction Bar をチェックしておくと,画面右側に Interaction Bar が表示され,Add Component タブから簡単に部品シンボルを選択することができます.)

DSPCB_newsch5

部品シンボルは,デバイスの種類やメーカーごとに ***.cml のファイル形式で分類されているので,Library コンボボックスから希望するライブラリファイルを選択し,さらに使用したい部品シンボルを Component に表示される中から選択し,Add をクリックすると回路図シートに配置することができます.配置を終了するときは右クリック → Cancel で終了します.

デフォルトの部品ライブラリに使用したい部品がない場合は自分で回路図シンボルを作成し追加していくことができます.

DSPCB_newsch4

部品を接続

部品シンボルを追加したら,それらを結線していきます.Add メニュー → Connection を選択,または画面左側ツールバーから Add Schematic Connection をクリックし,部品シンボルのピン同士を結んでいきます.

DSPCB_newsch6

メモリ周りやパラレルI/Oなどの多ピンのデバイスを接続するときは Add メニュー → Bus を選択,または Add Bus を選択し,バス配線を使用すると便利です.デバイスの各端子からバスへの配線は Connection を使って結線し,それぞれの配線にネット名をつけておきます.